
家事をしなきゃいけないのに、どうにもやる気が出ない日ってありますよね。特に天気が悪い日、体調がイマイチの日、あるいは精神的に疲れているときなど、「今日は一歩も動きたくない…」という気持ちになるのは誰しも経験があるはずです。
そんなときにおすすめなのが「ゆる家事」。完璧を目指さず、“やったこと”に目を向けることで、少しずつ暮らしが整っていくスタイルです。今回は、やる気が出ない日でもできる「ゆる家事」リスト10選をご紹介します。
1. クッションや枕を整える
ベッドやソファのクッションを軽く整えるだけで、部屋全体がすっきり見える不思議。たった1分でできるのに、「ちゃんとやった感」が得られやすい小さな家事です。
2. コップ一つだけ洗う
全部の食器を洗おうとしなくてOK。目についたコップ一つを洗うだけで、自分を「怠けていない」と肯定できる感覚が得られます。余力があれば、もう一つ洗う…というのもアリ。
3. 洗濯物を1枚だけ畳む
洗濯物の山を見るとゲンナリしますが、1枚だけ畳むならどうでしょう? 「とりあえずこれだけ」と決めて動いてみると、意外と流れで5枚畳めた…なんてこともあります。
4. スマホの写真を5枚削除
スマホの中も生活空間の一部。不要な写真をほんの数枚削除するだけで、デジタルの整理整頓が進みます。ベッドでゴロゴロしながらでもできる「超ゆる家事」。
5. ゴミを1個捨てる
ティッシュの箱、使いかけのレシート、空のペットボトル…何でもOKです。「1つだけ捨てる」と決めると、思っていたよりも簡単に動けます。
6. タオルを1枚交換する
洗面所やキッチンのタオルを新しいものに交換するだけで、衛生的にも気分的にもリフレッシュ。取り替えたタオルは洗濯かごにポイでOK。
7. 観葉植物に水をやる
植物の水やりは、心を落ち着かせる小さなルーティン。癒やしにもつながり、自然と気持ちが整っていきます。
8. リモコンの位置を戻す
意外と乱れがちなリモコン類。テレビ、エアコン、照明のリモコンを所定の位置に戻すだけで、部屋の印象が整います。1分もかからない「見た目整頓術」。
9. 冷蔵庫のドアポケットを拭く
ドアポケットは意外と汚れが溜まりやすい場所。おしぼりでサッとひと拭きするだけで、清潔感がアップします。中のものを全部出す必要はありません。
10. 玄関の靴を1足そろえる
玄関は「家の顔」。そこにある靴を1足だけ整えるだけでも、帰宅時や外出時の気分が変わります。できれば翌日の外出用の靴を出しておくと、明日の自分が助かります。
ゆる家事を「成功体験」に変えるコツ
ゆる家事を続けるコツは、とにかく「小さく始める」こと。最初から「家中を片付けよう」としないことが大切です。大切なのは、「やったこと」に目を向ける習慣。1個でも2個でも「行動できた自分」を肯定しましょう。
完璧主義を手放し、ゆるっとした家事で心と暮らしに余白を持たせる。その柔らかい気持ちこそが、継続のカギです。
おわりに
どんなに頑張り屋さんでも、365日ずっと全力で家事に取り組める人はいません。やる気が出ない日があるのは当たり前。そんな日は、「今日はこれだけやれた」と自分を褒めてあげましょう。
ゆる家事は、自分を大切にする一つの方法。心が疲れた日こそ、暮らしをやさしく整えていきましょう。